医療関係の方へ
良性腫瘍 頭蓋底外科
2013/11/07
臨床活動
毎週木曜日、東北大学病院 脳神経外科外来(022-717-7752)にて診察を行っています。患者さんのご紹介についてはemail:endo@nsg.med.tohoku.ac.jp (担当 遠藤俊毅)でも対応させていただきます。
当科での良性腫瘍、頭蓋底外科診療における特徴は以下の通りです。

図1
頭蓋内から副鼻腔内へ伸展する腫瘍例。耳鼻咽喉頭頚部外科、形成外科との協同手術により治療し得た。腫瘍は全摘出され欠損部を大腿筋膜弁(矢頭、術後)が覆っている。

当科での良性腫瘍、頭蓋底外科診療における特徴は以下の通りです。
- 関連各科(東北大学脳血管内治療科、放射線治療/診断科、 眼科、耳鼻咽喉頭頚部外科、形成外科、肢体不自由リハビリテーション科、 高次機能障害学科)との診療協力体制をもち、複雑な頭蓋底腫瘍をふくめ幅広く対応しています。

図1
頭蓋内から副鼻腔内へ伸展する腫瘍例。耳鼻咽喉頭頚部外科、形成外科との協同手術により治療し得た。腫瘍は全摘出され欠損部を大腿筋膜弁(矢頭、術後)が覆っている。
- 手術前のCT検査、MRI検査さらには血管撮影検査を統合し、すべての症例において3次元画像を構築しています。これにより病変と正常脳神経、あるいは正常脳血管との関係をより明瞭に描出することが可能となります。正確かつ安全な手術計画作成が可能となり、よりよい手術成績につながります。

- 日本神経内視鏡学会技術認定医2名(藤村幹、遠藤俊毅)が在籍し、神経内視鏡適応疾患への対応、治療の低侵襲化にとりくんでいます。
