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帰朝報告:イスラエル テル・アビブ、エルサレム

2019/03/17

講演会・学会

 2019312-17日まで、イスラエルので「Startup Nation」といわれているイスラエルの実情を視察してまいりました。
 イスラエルのつよみはアントレプレナーに親和性のあるマインドセットをもつ国民性とサバ―セキュリティが非常につよいことであるといわれています。テル・アビブのシェバ病院はイスラエル最大の病院で、医療情報を内部で自由に取り扱いが可能な環境が実現しており、ここにスタートアップから多国籍企業が入り、
AIを用いた新しいソリューションビジネスがどんどん生まれるのは自然の成り行きと感じました。またaMoon Fund、Sanara Ventureなど、スタートアップを育成するためのエコシステムもすばらしく、EyeControl社など視察しましたが、技術、ビジネスモデルともに秀逸でした。
 
Hadassah病院はイスラエルで2番目に大きな病院で、脳神経外科のGuy Rosenthal先生はUCSFで神経外傷フェローをしていた際に定期的にSF General Hospitalのattending physicianとして、また、Geoff Manley先生の共同研究者として、いらしていらっしゃいました。今回は爆風損傷の流体工学的考察についての講演でYigal Shoshan教授のご高配をいただき、お招きいただきました。現在は2018年に完成した新病院ですが、旧病院のシナゴーグ内のマチス作のステンドグラスには銃弾の跡があったり(写真)、最近までヘブライ大学の附属病院としてアインシュタインのノーベル賞メダルが陳列されていたなど、この国の複雑な成り立ちを垣間見てきました。
 標高
800mのエルサレムから山を越え、ヨルダン川西岸(ウェストバンク)を下り、海抜-400 m以上に位置する死海までの景色はすばらしかったです。もちろん死海で泳いできました(浮きました!)(写真)、エルサレムの旧市街を散策し、嘆きの壁をみたり、いくつもの宗派が同一教会内で同居する聖墳墓教会(写真)などエルサレムならではのものも見てきました。ウィーン経由で少し遠いのが玉に瑕でしたが、地中海の東に位置するテル・アビブの夕日はきれいでした(写真)。テル・アビブに滞在中にミサイルが飛来したようですが、総じて、日常生活には何不自由することなく、食べ物もおいしく、すばらしい国で、もっと、多くのみなさんに行っていただきたいと思いました。
 お忙しいところ、お時間をつくってくださった
Rosenthal先生のご厚意にも感謝です。

文責 中川敦寛

 

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