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東北大学とフィリップス・ジャパンがヘルスケア共同研究についての包括的提携を締結しました

2018/06/26

教室だより

 6月26日(火)、東北大学とフィリップス・ジャパンは、デジタル(ICT)を活用し「人々の行動変容」にフォーカスしたヘルスケア共同研究についての包括的提携を締結しました。
本学の星陵会館で行われた締結式には、東北大学 大野英男 総長、オランダから来日されたロイヤル・フィリップス Frans van Houten CEO、株式会社フィリップス・ジャパン 堤 浩幸 代表取締役社長が出席しました。大野総長は「東北地区は、人口減少や超高齢化、医療へのアクセシビリティの低下などの課題が顕著にあらわれる地域。これらの課題解決にフィリップスとともに全学をあげて取り組み、よりよい生活を提供するソリューションを世界に向けて発信したい」と述べました。
 またこの日、東北大学病院内に両者の恊働を促進するPHILIPS Co-Creation Satellite(CCS)が設置されました。今回の締結に先立ち、フィリップス・ジャパンの共同研究員のみなさんは東北大学病院臨床研究推進センター(CRIETO)バイオデザイン部門が窓口となって進めさせていただいている東北大学病院ベッドサイドソリューションプログラム(アカデミック・サイエンス・ユニット ASU)に参加し、先生方、医療従事者のみなさまと一緒に現場でのニーズ探索をさせていただいており、こうしたインフラやこれまでの取り組みを背景に今回の締結にいたりました。
 2014年3月31日にASUを開始してからこれまでに39社、930名以上の方を共同研究員として受け入れてまいりましたが、ASU発の事業化案件(2件に加えて事業化に関わる支援2件)とともに次の段階に向けての大きな一日となりました。これもひとえに制度設計から現場観察、相談までお力添えをいただいた多くのみなさまのお力添えによるものであり、この場を借りて改めて御礼申し上げます。

文責 中川敦寛

  調印式の様子

左から 下川宏明センター長、八重樫伸生病院長、大野英男総長、ロイヤル・フィリップス フランス・ファン・ホーテンCEO、株式会社フィリップス・ジャパン 堤浩幸代表取締役社長、冨永悌二副病院長(CRIETO副センター長、バイオデザイン部門長)
 

 集合写真


 

CRIETOに設置されたPHILIPS Co-Creation Satellite(CCS)
 

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