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帰朝報告:オランダ ロッテルダム、アイントフォーヘン

2018/02/10

講演会・学会

 2018年2月6-10日まで、オランダのアイントフォーヘンでグローバル企業のイノベーションセンターの視察をしてまいりました。東北大学病院でもベッドサイドソリューションプログラム(アカデミック・サイエンス・ユニットASU)が3月でまる4年となり、この間、36社、700名以上の研究員のみなさまがしっかりとしたルールに則って臨床現場に入り、患者さん、医療従事者の本質的な課題に迫る取り組みを行ってまいりましたが、コンピューター科学、人工知能、デザイン思考、デジタルヘルスなどこれから医療・ヘルスケアの在り方をかえていくような技術、考え方、研究をどのように実際の医療現場でのインパクトに変えていくかの視点から視察をさせていただいてまいりました。ロッテルダムでは、カリフォルニア大学サンフランシスコ校で師事していたGeoffrey Manley先生とともに神経外傷を牽引されているAndrew Maas先生にお会いする機会をいただきました。臨床心理士の八木橋先生と一緒に訪問し、軽症外傷のこれからの取り組み、多職種連携の在り方から、世界的視点、公衆衛生の観点からみた頭部外傷まで幅広く先生のお考えを伺ってくることができ、本当に勉強になりました。お忙しいところ、お時間をつくってくださった先生のあたたかさにもふれることができました。

                                           文責 中川敦寛

 

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