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アメリカてんかん学会(12/1-5)参加記

2017/12/25

講演会・学会

 例年アメリカで12月に開催されるアメリカてんかん学会年次総会は、同分野では最も大規模な学会です。そのサイズと同様レベルも高く、毎年世界最先端の知見や研究データが披露され、活気のある議論が展開されます。
 東北大学からも毎年複数の参加者があり、今年も脳神経外科、てんかん科や小児科から医師のみならず脳波技師、臨床心理士も参加して日本トップクラスの参加者数をうらやまれています。
 開催地であるワシントンDCは気候こそ仙台と似ていますが、アメリカ首都ならではの大建造物、多数の博物館·美術館などに溢れ、世界第一の国家であるという自負が伝わってきます。
 学会は5日間行われましたが、その中で最も価値ある発表は3日間立て続けに行われるポスター発表です。発表者、聴衆共に熱意をもって参加しており、自分の専門のみならずどの分野の発表についても押しかけることで、とても楽しい議論をすることができます。
 非常に多くの研究者と交流し、知識の深化と共に海外研究者の自己表現テクニック、情熱を感じることで、有意義な時間を過ごすことができました。
 最後に、同学会で活躍する日本人たちが集まるJapanclubでの様子を示します。てんかんに対して様々な分野から貢献しようとする、活気ある面々を見て下さい。来年度みんなでさらに楽しく頑張ろうと約束して、高揚した気分で帰途につきました。
てんかんのみならずニューロサイエンスに興味のあるみなさん、興味が持てたらいつでも脳外科の門を叩いて下さい。
     
文責:大沢伸一郎
 
ポスター会場を熱気が包む
大沢が神経救急患者の診断バイオマーカーについて発表
恒例のJapan club、全員の笑顔が活気と充実を物語る
 

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